曹洞宗 香川山玄珊寺 ( げんさんじ )は、天正九年(1581年)、現在の 茅ヶ崎市 香川の地に創建されました。
開山は冷室長厳(れいしつちょうごん)大和尚、藤沢市大庭にあります宗賢院の第四世住職でありました。
開創当初は禅修行のための草庵であったと想像されます。
天正十二年、当地の地頭であった本間李忠(ほんますえただ)候が長久手の戦いで戦死し、その菩提を弔うため、伽藍をたて、寺領を寄進しました。
李忠候の戒名は「金剛院殿樹心玄珊居士」、現在は本堂裏手の墓地に本間家の墓所がございます。  >続きを読む