本尊は華厳釈迦如来、胎内弥勒如来(鎌倉時代の作)、両脇には文殊、普賢である。前身は(真言宗)前附山大祥寺と言い、弘法大師が大同元年(808年)に草創したと伝えられている。
その後衰微していたところを、今の地に移して再興され、一宮の広厳院開祖雲岫(うんしゅう)禅師の法嗣である桂節宗昌禅師が招請され開山第一祖となり、寺号が曹洞宗・龍華院(りゅうげいん)と改められた。
時に嘉吉元年(1441年)である。
明応5年(1496年)5月2日示寂。
天正10年3月3日(1582年)、徳川家康が当院に宿  >続きを読む