現南アルプス市宮沢にある深向院の末寺で、本尊は、先代より十一面観世音菩薩となった。(以前は、阿弥陀如来)元和二丙辰年(1616年)十月創立され、開基は、守公。開山は、明庵玄珠大和尚とされている。他説では、永禄三庚申年(1560年)六月十五日創建ともいわれている。十九世藤田祐天大和尚の後しばらく無住となるが、富山県から来た二十世大乗佛海大和尚から現在の場所になる。天王山という山号は、天王山という神社が近くにあったことからついたと言われている。現在の建物は、二十一世佛山正泰大和尚が昭和48年(197  >続きを読む