当寺は文明6年(1479)鴨方・長川寺二世の蜜山章厳大和尚が創建するも、当時戦乱打ち続き遂に衰廃しました。
 その後、永正2年(1505)、長川寺四世の物表智応大和尚が再興しましたが、慶長元年(1596)の洪水のため後方の山が崩壊し、伽藍及び古記・什物がことごとく埋没してしまいました。
 翌慶長2年(1597)当村の領主、赤沢久助により伽藍を再興し、当寺八世・仙輪大恭大和尚の時代に参道脇にある石書法華塔、彌勒尊像を建立し、十二世・即法玄中大和尚の時代に秩父阪東観音霊場が開かれ現代に至っていま  >続きを読む