圓福寺の前身は天台宗英賀寺(あがでら)で奈良朝時代末期(760年頃)に国分尼寺として北房赤茂高倉の地に創建されたと伝えられている。(真庭市文化史跡指定)14世紀の足利幕府時代に寺領が没収され衰退し、その後1502年に曹洞宗円福寺として開山。
16世紀末、毛利と尼子の度重なる合戦の犠牲となり、薬師瑠璃光如来像(鎌倉時代の作)を残して七堂伽藍はすべて灰塵に帰した。
江戸時代1692年に現在の寺平の地に再建。1742年伽藍の消失と再建。現存する山門は1772年、法堂は1816年の建立となっている。  >続きを読む