永明寺の開山である牛堂宗拓禅師は足利市西宮町の長林寺10世でありました。禅師は栄町の消失して廃寺となっていた寺院を、寛文2〜3年頃(1662〜3年)再興し、永明寺として創建しました。

 その後、長林寺17世、棟巖乾梁大和尚により現在の地、西新井町に移転され、当時の本尊は阿弥陀如来となっておりました。

 江戸時代中期には、歴代住職の努力により、震旦初祖達磨大師の法縁に感謝し、出藍を祈願する大祭を正月に、また延命利生を祈願し秋の収穫に感謝する祭りとして延命地蔵尊大祭を11月に営んできま  >続きを読む